2024.10.24 重要なお知らせ
令和6年10月19日(土)・20日(日)の両日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、「育てよう 幸せ芽吹く 緑の大地」を大会テーマに第47回全国育樹祭を福井県で開催しました。お手入れ行事・式典行事をはじめとした関連行事には、県内外から多くの方にご参加いただきました。御協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。
10月19日(土)に、一乗谷朝倉氏遺跡(福井市)でお手入れ行事が行われました。平成21年の「第60回全国植樹祭」で当時の天皇皇后両陛下がお手植えになられたアカマツとスダジイに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下によるお手入れ(枝打ち・施肥)が行われました。
両殿下は、お手入れをされる前に、緑の少年団の説明を受けながら、第60回全国植樹祭(天皇皇后両陛下のお手植えのご様子)等のパネルを御覧になられました。
10月20日(日)に、サンドーム福井(越前市・鯖江市)において、全国の林業関係者や緑化活動に携わる団体、公募参加者など、県内外から約3,700人の方に御参加いただき、プロローグ、式典、エピローグの3部構成で式典行事を開催しました。
プロローグでは、恐竜、紫式部と越前和紙の紹介のほか、福井農林高校郷土芸能部の和太鼓パフォーマンスが披露されました。県内出身野球選手からのメッセージや福井県紹介映像に続き、前日のお手入れ行事が映像で紹介されました。
式典では、秋篠宮皇嗣殿下からおことばを賜ったほか、緑化等功労者の表彰、県内の緑の少年団から全国の緑の少年団への苗木の贈呈が行われました。また、緑の少年団を代表して、小浜市加斗みどりの少年団による活動発表が行われました。
メインテーマアトラクションでは、本県出身の俳優である津田寛治さんがナビゲーターとして登場し、直木賞作家の今村翔吾さんとの対談の中で、越前漆器や越前箪笥などの伝統工芸と、古くからの人と木と関わりについて語り合いました。また現在における福井の林業と木材活用について紹介し、「木を使うことは森を守り・育てること」と観客に語りかけました。最後は、本県出身のシンガーソングライターのヒナタカコさんが作詞・作曲した第47回全国育樹祭のテーマソング「緑のハーモニー」を大合唱しました。ヒナタカコさん自身の歌唱のほか、ハープ・マリンバの演奏、県内で緑化等の活動に関わる子供たちと県内中学校の合唱隊が合唱する他、バレエ団体によるオリジナルダンスが加わり華やかなフィナーレを迎えました。
エピローグでは、林業遺産の紹介と生産者インタビューのあと、「緑の大切さ」「森林の未来」をテーマに、林業や木育等に携わる方々からの一筆啓上メッセージを披露しました。そして、福井商業高校チアリーダー部JETSによるチアダンスが会場を盛り上げ、会場の観客や林業等に携わる人々へ未来へのエールを送り、式典行事を締めくくりました。
10月19日(土)に、コートヤード・バイ・マリオット福井(福井市)において、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をお迎えして、懇談会を開催しました。
懇談会において、両殿下は緑化等功労者13名にお声掛けされ、各功労者の功績をお聞きになりながら祝意を示されました。
10月19日(土)に、プラザ萬象(敦賀市)において、県内外の森林・林業・木材産業関係者などに御参加いただき、育林交流集会を開催しました。集会では、ナビゲーターと3名の事例発表者をお迎えし、森林への親しみや木材の利活用などをテーマとした活動事例を発表しました。
10月19日(土)に、福井県県民ホール(福井市)において全国緑の少年団活動発表大会を開催し、秋篠宮皇嗣同妃両殿下にも御観覧をいただきました。
大会では、本県の小浜市で活動する小浜市加斗みどりの少年団を含む、全国から選出された5つの少年団が、各地域の特色のある日頃の活動成果について発表しました。
また、緑の少年団活動発表大会終了後には、鯖江青年の家(鯖江市)において交流集会を開催しました。
10月20日(日)・21日(月)に、スキージャム勝山(勝山市)において、一般社団法人林業機械化協会との共催で森林・林業・環境機械展示実演会を開催しました。
林業機械等のメーカーなど80社が出展し、最新の機械・器具を展示したほか、実演や機械操作のシミュレーター体験などが行われました。